印象材の種類

歯型を採る材料は主に2種類で、通常の保険治療で用いる「アルジネート印象」と、より精密な歯型が必要となる場合の「シリコン印象」です。

アルジネートは端的に説明すると粘土の様な材料で、シリコンはゴムの様な材料です。 矯正治療では診断のための歯型ではアルジネート印象材を、オーダーメイドの矯正装置を製作する際にはシリコン印象材を用います。

アルジネートとシリコンの違い

アルジネート印象材は粉と水を混ぜて作ります。 アルジネートは水分を多く含むため、材料からの水の蒸発や吸水、歯から印象材を撤去する際の変形、 またアルジネートで採った歯型から石膏模型を作る際の石膏の膨張や気泡の混入といった種々の要因から、歯型の精度が多少落ちてしまうという問題があります。

精密な歯型を採るためには、このような問題が少ないシリコン印象材を使う必要が出てきます。 シリコンは歯から材料を撤去する際の変形が少なく水分を含まないので、膨張や収縮が少ないという特徴があります。 また石膏を用いず、そのままスキャンしてコンピュータ上に歯型を取り込むことが可能です。

シリコン印象材の問題点は歯から外す際に大きな力が必要ということと、硬化時間が長いこと、 また一般的にシリコン印象材は水とのなじみが悪いので、歯に唾液が付着していると採り直しが必要となることなどがあります。

印象材が硬化するまでの時間を楽に過ごすには

歯型採りの材料がお口の中で固まるまでの待ち時間は、人によっては想像以上に苦しいことがあります。 アルジネート印象材は硬化時間が約1分と比較的短時間ですが、シリコン印象材は硬化までに約5分かかります。

材料が固まるまでなるべく楽に呼吸するには、術者に椅子を起こしてもらい、顎を引いて下の方(つま先辺り)を見るようにし、 さらには鼻でゆっくり息をするとある程度苦しさは改善されます。

歯型採りが苦手な方は一度この方法を試してみてください。 この方法である程度は歯型採りの息苦しさは改善できますが、やはり完全に快適というわけにはいきません。

まだ導入している医院は少ないですが、印象採得を行わずにスキャナで歯型を採るという方法があります。

口腔内スキャナ

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口腔内スキャナは、コピー機で原稿を読み取るようにお口の中に入る小さいカメラで歯の形をスキャンします。 私が学生時代から、歯型が必要なくなる時代が来るかもしれないと言われていましたが、生きている間に実用化されるとは思っていませんでした。

数年前までは精度にまだ問題がありましたが、最新のスキャナではシリコン印象と同等の精度で歯をスキャンできるようになっており、 歯の形状や歯並びによってはシリコン印象以上の精度で歯型を採ることができます。

この装置でお口の中をスキャンすれば、患者さんの負担を軽減することができ、 さらにはより精密な詰め物や被せ物、矯正装置を製作することができるようになっています。

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名称 梅田リンガル
住所 大阪府大阪市北区曽根崎新地1-3-16京富ビル9F
アクセス JR北新地/地下鉄四つ橋線西梅田駅 徒歩1分|JR大阪駅新南口 徒歩5分
電話番号 0120-185-688
公式HP http://umedalingual.com/
診療科目 裏側歯列矯正
診療時間 11:30 - 14:30、16:00 - 20:30 火、水、金
09:30 - 12:30、14:00 - 18:30 土、日、祝
休診日 月、木、第3日曜

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