ナプキンを交換しない人は意外と多い

みなさんは生理中、こまめにナプキンを交換していますか? 実は、女性の中にはトイレに行ってもナプキンを交換しないで、そのまま使い続ける人もいるようです。

女性に人気の生理日予測アプリ「ルナルナ」を運営している会社が実施したユーザーアンケートの結果からは、 ナプキンの交換頻度について次のようなことがわかりました。

量が多い日のナプキンの交換頻度

  • 2~3時間に1回(55.6%)
  • 4~5時間に1回(31.9%)
  • 6~8時間に1回(6.7%)

生理最終日ごろのナプキンの交換頻度

  • 2~3時間に1回(5.3%)
  • 4~5時間に1回(36.8%)
  • 6~8時間に1回(31.1%)

また、生理用ナプキンを販売している花王が実施した「生理用ナプキン1枚あたりの使用実態」に関する調査では、 生理前半のナプキン装着時間を100とした場合に、生理後半のナプキン装着時間は150、つまり装着時間が1.5倍になることがわかりました。

このような調査結果を見てみると、 生理後半になるとトイレに行ってもナプキンを交換しないで使い続ける人が意外と多いことがよくわかります。

使い続けると雑菌が繁殖

生理も終わりかけになってくると経血の量が少なくなるため、生理前半のようにナプキンが汚れることもありません。

そのため、「まだそんなに汚れていないから大丈夫」と考えてトイレに行ってもナプキンを交換せず、 そのまま使い続けている人も多いのではないでしょうか。

しかし、この行為はとても危険だと知ってましたか?

というのも、経血は分泌してしばらくすると雑菌が繁殖するようになります。

また、空気中にはたくさんの細菌や雑菌が存在していて、 トイレに行ってパンツをおろした際にナプキンを空気に触れさせると、空気中の雑菌がナプキンに付着することがあります。

そのような状態のナプキンを使い続けることは、ナプキン上で雑菌を培養するのと同じようなことなのです。

病気のリスクが高まる

実は、ナプキンを交換せずに使い続けることが原因で、病気になってしまうこともあるのです。

「外陰炎」や「細菌性膣症」という病気(性病)を聞いたことはありますか。 これらの病気は、性行為はもちろん女性器を不潔にしていることが原因でかかることもあるのです (そのため性病と決めつけることはできないとも言われています)。

東北大学名誉教授の田上八朗氏によると、外陰部の皮膚は他の部分と比べて皮膚の角質層が薄く、 外部からの異物が浸透しやすい傾向にあり、ナプキンによる物理的刺激や密閉状態が続くと皮膚炎や合併感染症を引き起こす危険性が高くなるとのことです。

ちなみに外陰炎は、発症すると患部にかゆみや腫れ、痛みといったつらい症状があらわれます。

細菌性膣症は、絨毛膜羊膜炎(じゅうもうまくようまくえん)という症状を引き起こし、 その結果、早産や流産の危険性が高くなることもあります。

ナプキンを取り変えなかったせいで、このような状況を招いてしまっては大変です。

女性器を清潔に保つためにも、病気を予防するためにも、ナプキンは2~3時間を目安にこまめに交換するようにしてください。

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