1.そもそもHIV感染とは?

HIVと鼻血の関係の前に、簡単にHIVについて説明します。

HIVとはエイズウイルスのことで、主にHIV感染者との性行為で感染します。 HIVに感染してもすぐにエイズを発症するわけではありません。

HIVに感染すると、数年~10数年かけて体の免疫力が徐々に低下し、やがて健康なときには問題のないウイルス、細菌、カビなどでも病気を発症するようになります。 体がこのような免疫不全状態になると、エイズ発症と診断されます。

2.HIV感染と鼻血

HIV感染と鼻血は直結しない

HIVに感染すると、感染初期には、発熱、倦怠感、喉の痛み、皮疹、だるさ、筋肉痛といった インフルエンザに似た症状があらわれることがあります。

また、エイズ発症が近づくと、免疫力の低下によって、 ヘルペス、帯状疱疹、毛包炎、肺炎、カンジダ症などを発症しやすくなります。

ただし、HIV感染やエイズ発症を疑う症状として、「鼻血が出やすくなる」はありません。

つまり、HIV感染と鼻血は直結しないと言えるのです。

白血病の症状と誤解?

HIV感染と鼻血が結びつけられているのは、「同じ怖い病気の白血病(血液のがん)と混同している」 「HIVは感染者の血液の中に含まれている」などが理由として考えられます。 ※白血病を発症すると、鼻血(止まらない鼻血)が出ることが多くあります。

3.HIV感染以外の原因

別の病気の疑いがある

鼻血を頻繁に繰り返すようなら、HIV感染ではなく別の病気が原因になっている可能性があります。

先ほどあげた「白血病」以外にも、 「糖尿病」「高血圧」「動脈硬化」「鼻のがん(鼻腔がん、副鼻腔がん)」「肝機能障害」「アレルギー性鼻炎」などの疑いがあります。

そのため、「鼻を強くかんだ」「鼻をぶつけた」「鼻の穴を指でいじった」などの心当たりがないのに、 鼻血を頻繁に繰り返したり、鼻血が止まらない場合は、念のために耳鼻科に行くようにしてください。

4.HIV感染が不安なとき

HIV検査を受けることが大切

そもそも、あなたが鼻血からHIV感染を疑った背景には、 「よく知らない相手と性行為をした」「コンドームを付けずに性行為をした」といった不安な行為があったからではないでしょうか(間違っていたらすいません)。

当然、このようなケースではHIV感染リスクはゼロではありません。 HIVに感染しても、初期のうちは分かりやすい症状が出ることはあまりないため、症状のあるなしに関わらず、少しでも不安がある場合はHIV検査を受けるようにしてください。

保健所や医療機関で受ける

HIV検査は、保健所や医療機関で受けることができます。 また、検査キットを購入すれば、保健所などに行くことなく検査を受けることも可能です。

こちらの記事に詳しく書いているので、ぜひ参考にしてください。

5.最後に

特に鼻に刺激を与えていないのに頻繁に鼻血が出る場合は、HIV以外の病気が原因になっているかもしれません。 放置せずに、耳鼻科で診てもらうようにしてください。

また、鼻血に関わらず、HIV感染の不安が少しでもある場合は、HIV検査を受けるようにしてください。

※本文内で紹介した記事はこちらです。

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