1.膀胱炎は女性のポピュラーな病気

多くの女性が膀胱炎を経験していると思います。 膀胱炎は、細菌などが尿道を逆行して膀胱に入り、炎症を起こしてしまう病気です。

膀胱炎になると、次のような症状があらわれます。

膀胱炎の主な症状

  • トイレの回数が増える
  • トイレの後に残尿感がある
  • 排尿痛
  • 尿の色が濁る
  • 尿に血液が混ざる

膀胱炎になると、トイレに行ってもまたすぐにトイレに行きたくなり、1時間に1回、ときには1日10回以上トイレに行くケースもあるそうです。

重症化することもある

「トイレの回数が増える程度なら、そんなに心配はいらないのでは」なんて思ってはいけません。 膀胱炎を起こした細菌が尿管をさかのぼって腎臓にまで行くことがあり、腎盂腎炎(じんうじんえん)という腎臓の炎症を引き起こすことがあります。 腎盂腎炎にかかると、寒気や震えをともなった38℃を超える高熱や、悪心、嘔吐、全身倦怠感などの症状が出てきます。

膀胱炎は確かにポピュラーな病気ではありますが、重症化することもあります。 気になる症状がある場合には、ひどくなる前に婦人科に行くようにしてください。

2.セックスが原因で膀胱炎になることも

実は膀胱炎には、セックスが原因でなることもあります。 それは次のような理由からです。

女性の体は男性に比べて、「尿道が短い」「肛門・膣・尿道口が近い場所にある」など、膀胱炎になりやすい身体的な特徴を持っています。

そのため、シャワーを浴びないなど不潔な状態で彼とセックスを始めて、彼の汚れた手や指、体があなたの性器に触れることで、 細菌が尿道から膀胱に感染して膀胱炎を引き起こしてしまうことがあるのです。

また、激しい行為によって膣周辺の粘膜や尿道口が傷ついてしまうと、そこから細菌に感染しやすくなってしまいます。

このような理由から、セックスが原因で膀胱炎になってしまうわけです。 セックスが原因で膀胱炎になるのは、圧倒的に女性が多いと言われています。

上記であげたような膀胱炎の症状は、セックスから数日~数週間後にあらわれることが多いです。

3.セックスをして膀胱炎にならないために

セックスが原因による膀胱炎は、ちょっとした心がけでリスクを減らすことができます。

セックスの前体を洗い清潔にする

セックスの前と後には、あなたも彼もシャワーを浴びて、体を清潔にすることが大切です。手や指、性器はきれいに洗うようにしましょう。 ただし、性器を石けんやボディソープで洗いすぎるのはよくないため、優しくお湯で洗うようにしてください。

乱暴なセックスをしないように彼に伝える

女性器を乱暴に扱うと傷ができて、傷口があると細菌などに感染しやすくなります。乱暴なセックスは、男らしいセックスとは違います。 誤解している男性も多いようなので、女性の体にリスクがあることを教えてあげてください。

コンドームを使う

セックスの際には、毎回コンドームを付けるようにして細菌などが体内に侵入しないようにしてください。 コンドームは避妊だけでなく、膀胱炎や性病予防にもとても有効です。

セックスの後はトイレに行き排尿する

尿と一緒に細菌が洗い流されることもあります。 行為の後はまったりしたい気持ちもわかりますが、膀胱炎予防の面では排尿を済ませることが大切です。

免疫力が低下しているときはセックスをしない

疲れていたり体調がイマイチだったりと、免疫力が低下しているときは、通常時よりも膀胱炎になりやすい状態です。 このようなときは、セックスは控えて体を休めるようにしてください。

4.最後に

セックスが原因で、膀胱炎になることがあります。 膀胱炎に一度かかってしまうと、再発するケースも多くあります。 できるだけいつも清潔な状態でセックスをして、細菌が尿道に入るのを防ぐようにしてください。

また、膀胱炎のときにセックスをすると症状が悪化することがあります。 膀胱炎が治るまで、セックスは控えるようにしてください。

膀胱炎はよくある病気ですが、症状が進行すると重症化することもあります。 症状が長く続いたり、不安に思うことがあれば婦人科に行くようにしてください。

膀胱炎は女性がなりやすい病気です。 病院に行くのを恥ずかしがる必要なんてまったくありませんよ。

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